2011-11-09 第179回国会 衆議院 予算委員会 第4号
それがずっと、けさの御答弁でもそうでありました、想定されるけれども可能性は小さいとかいう一般論にしないで、もう現実に繰り返し、はっきり言って牛肉交渉ですよ、開けと。そうであれば、総理が今のような一般的な御答弁であっては、私ども国民は、ああ、やっぱり何だか押されていくんじゃないかと余計余計不安になります。
それがずっと、けさの御答弁でもそうでありました、想定されるけれども可能性は小さいとかいう一般論にしないで、もう現実に繰り返し、はっきり言って牛肉交渉ですよ、開けと。そうであれば、総理が今のような一般的な御答弁であっては、私ども国民は、ああ、やっぱり何だか押されていくんじゃないかと余計余計不安になります。
日本の農林水産業を活力あるものとすると同時に、外圧から守るべく、アメリカとの牛肉交渉、林産物関税交渉、日中、日韓漁業交渉、IWC国際捕鯨交渉、またWTOの交渉等に国益をかけて頑張ってまいりました。 今日、世界は、人口増が進み、反面、農地の砂漠化が進み減少しております。食料不足がまさに現実のものとなってきておるのであります。
今回の日本の方向は、私はそういう流れに逆行しているし、またこの間の、以前の委員会で私が例のリスク評価とリスク管理の峻別を指摘をして、プリオンの専門委員会のメンバーが日米牛肉交渉の議論に参加するなんというのはこれはやっぱりおかしいという指摘をしましたけれども、それ全く直っていない。是非ここはやっぱり再考していただきたい。
これは、日米間における牛肉交渉の中でつくったルールでございます。そのときには、BSEというふうな問題とか何かで消費が減退したときはどうなるとか、そういう想定はなかったのも事実であろうと思うんですね。
また、日米牛肉交渉を積極的にリードし、懸案の決着に導かれたことは、今なお省内に語り継がれております。 さらに、昭和五十九年に就任された食糧庁長官時代には、食管制度の大幅な運営見直しにより、集荷から販売に至る食料管理にかかわる各種活動の活性化、合理化に貢献されました。
ただいま先生から御指摘ありましたように、牛肉の輸入につきましては、昭和六十三年の日米、日豪の牛肉交渉におきまして、平成三年度から自由化いたしまして、関税率につきましては平成三年度が七〇%、平成四年度が六〇%、平成五年度が五〇%、漸次引き下げられる。六年度以降の関税率につきましては五〇%を上限としてウルグアイ・ラウンドで交渉を行うこととしているということでございます。
○説明員(齋藤章一君) この牛肉の自由化につきましては、昭和六十三年、米国及びオーストラリアとの牛肉交渉におきまして、我が国の農業の基本的な部分をなしております牛肉の生産の存立を守るという基本的な立場に立ちまして現実的な解決を図るべく努力を積み重ねてまいりました。
ところが牛肉交渉で日本側が何をいってもアメリカ側は受け付けない。アメリカは日本を軍事的に防衛してやっている。だから経済問題でアメリカの要求をのむのが当然だという態度でした。私は、日米安保条約は軍事的のみならず経済的にも日本をがんじがらめにしばりつけていることをつくづく感じた」、こういうふうに書いていらっしゃるわけですが、山本大臣は、これまでの交渉の中で同じように感じられたことがありますでしょうか。
○説明員(太田道士君) 緊急調整措置についてのお尋ねでございますけれども、昨年の日米、日豪の牛肉交渉におきまして、我が国の基幹をなす牛肉生産の存立を守るという基本的な立場に立ちつつ、現実的な解決を図るべく努力してきた結果といたしまして、関税と組み合わせました緊急調整措置の枠組みについて、米国並びに豪州との間で理解を得ることができたところでございます。
○太田(道)説明員 日米の牛肉交渉の経過につきましては、事柄の性格上つまびらかにできない部分もあるわけでございますけれども、牛肉の国境措置について、日本側が当初牛肉の価格安定制度とリンクいたしました課徴金制度を提案したことは事実でございます。
最近では、日米牛肉交渉の経過の段階においてさえが先行きの不安に駆られた生産者の動揺等もあって、昭和五十七年から五十九年において子牛価格の急落が生じ、昭和五十八年度は今日の価格の半値以下という状況でありました。
どうしてその主張を牛肉交渉のときにやらなかったんですか。二国間交渉に持ち込むのでなくてガットの場に持ち込んでいって主張しなかったのか。つまり、この国家貿易の輸入制限は合法的だと言いつつも、同じようにガットに持っていけば負けると思ったんですか。それともアメリカに配慮して自由化されたんですか、どちらですか。
これは、最近におきます国内の生産の動向あるいは牛肉貿易をめぐる内外の情勢というものを踏まえまして、今後さらに拡大する需要に対応して極力合理的な国内生産を確立していくという方向を示しておるわけでございますが、今回の牛肉交渉の結果も踏まえて、この基本方針の実現のために私ども力を尽くしていく必要があると考えております。
それらを踏まえて、今回の牛肉交渉の結果も織り込みまして、これからの振興方策というものを考えていかなければいけないというふうに私ども考えておる次第でございます。
○前島委員 要するに六十五年見通しも目的達成していない、なかなか思うように進んでいないということは認めざるを得ない、こういうふうに思うわけでありますが、そういう困難な状況が現実にある、その困難な状況は一向に解決されていないにもかかわらず政府は自由化を決定した、これがさきの日米牛肉交渉の結果だろう、こういうふうに思います。
——実は大臣、十年前の九月の六、七、八というのは、当時の中川大臣とアメリカのストラウス通商代表との第一回目の牛肉交渉があったのです。そのとき大臣は、自由民主党を代表して中川大臣に随行して、日米交渉における大変困難なときに応援団の役をやってくれました。
その意味では、日米牛肉交渉は一〇〇%完結ということではないとも言えるわけでございますね。五〇%の関税率や緊急調整措置は私は十分だとは言えないと思っておりますが、我が国肉用牛生産を守る最後のとりでである、こう理解しておりますので、これは死守すべきものである、六十九年度以降課題は残っているけれども、これはとにかく最後のとりでとしてはもう死守すべきものである、こう考えているのでございます。
こういう実態の中で、牛肉交渉じゃありませんけれども、日本の国内の農家に向かって、農林漁業団体の職員に向かって、頑張れ、おまえしっかりせよと言わなくてはいかぬですね。そのときに、この年金一つを見てもこういう実態の中で、大臣、どう思いますか。
それからもう一つ、米国が今回の牛肉交渉の過程で畜産事業団の改革を求めているそうですけれども、それは具体的にどういう要求なんでしょうか。もう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。
○説明員(濱田幸一郎君) 前段といたしまして状況を私の方から、経済局長いませんので、申し上げますと、パネル十二品目の交渉の過程あるいは牛肉交渉の過程におきまして、日本側といたしましてはアメリカ側のある意味では一方的な自由化要求に対しまして、アメリカ自身がウエーバーを持っているではないか、それから国内で食肉輸入法を持っているではないか、ECにつきましても禁止的な課徴金制度によりまして、牛肉が実際上一部
これは五十七年でございますか、前回の牛肉交渉等の問題があったわけでございますが、生産者側のやや不安もありまして、雌牛を淘汰しまして、資源が減って供給量が減ってきたというようなことも影響いたしまして、和牛の価格がかなり高水準に張りついていたという実態があったわけでございます。このこと自体も我々は非常に問題であろうというふうに考えていたわけでございます。
しかし、先ほど申し上げましたとおり、乳牛の生産調整による乳牛頭数の増加もとまり、それと片や子牛生産の立ちおくれ、これは前の日米の牛肉交渉等の影響があったと言われておりますが、子牛生産の立ちおくれというようなことから、七十年度においては残念ながら上で六一%、下で五五%の自給率にならざるを得ないという自然の一種の見通しといいますか、数字的に見るとそうならざるを得ないということで出したわけでございます。
今後牛肉交渉につきましてどういうふうに臨んでいくかということにつきましては、そのことも含めまして諸般の情勢を総合的に判断して、目下政府部内で慎重に検討しているところでございます。
牛肉交渉につきましては、日米間でかつて御案内のとおりの了解が存在しておるわけでございますが、その期限がこの三月の末に切れることは先生御案内のとおりであろうと思います。その後にどういう状況になるかということにつきまして、アメリカ側はアメリカ側の立場という観点からいろいろな主張がございます。
かんきつ、牛肉交渉のことについていろいろまだ申し上げたいことがあるのですけれども、あとわずかになりましたので、最後にニューラウンドのことについてちょっと注文をつけておきたいと思います。 日本の提案が今、おもちゃにされているといいますか、各国からいろいろな批判を浴びたりなんかしているような段階のようでありますけれども、私はかなりグローバルな見地から、いささか夢みたいな提案を一つしたいわけです。
このような状況があるいは見られるといたしますと、今後の牛肉交渉のいかんによるのでございますけれども、私は、この状況を頭に置いた対策を考えて、この状況を利用する場合には、消費者に対しても生産者に対しても納得できるような対策がどうしたらとれるだろうかというその検討をできるだけ早く進めていただく必要がある、このように思っております。 それから二番目は、食管制度ないしは米をめぐる問題でございます。